2015年12月23日

MSYS2環境でVala言語でプログラミング

 この作業を行った後、MSYS2環境でValaコードをコンパイルできるようにしたくて、mingw32用のtoolchainとvalaをインストールしてvalacを動かしたが、プログラムが足りないぽいエラーが出て失敗。

 -vオプションをつけて、再度valacを実行すると、存在しないccコマンドを起動しようとしてコケてる模様。そこで、--cc=gccオプションを追加して再度実行。無事、最低限のValaソースから実行ファイルをビルド成功。これでValaでもGTK+プログラミングして遊べそうだ。

 ちなみに、和書でも洋書でも刊行数が少ないGTK+プログラミング本。唯一(?)GTK+3対応のタイトルがこれ(↓)。なぜかサンプルコードの対応言語がValaとJavaScriptという変わった一冊。


GNOME 3 Application Development Beginner's Guide

 最近Valaプログラミング入門的な動画をチラッと見てみたら、その中でしゃべってる人がValaをヴァラと発音していた。てっきりヴェイラだと思ってた。ヴェイラの方がかっこ良くない?
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2015年12月20日

GTK+のWindows向けバイナリがアップデート

 久しぶりにGTK+プロジェクトのページを見に行ったら、Windows向けバイナリがアップデートされていた。これを書いている時点でのバージョンは3.18.3。MSYS2環境のパッケージとしてインストールする形になった。

 インストール方法は以下の通り。

●MSYS2のインストール

 http://msys2.github.io/のページからインストーラをダウンロードして実行。インストーラは、32bit Windowsの場合、msys2-i686-*.exeを選ぶ。

●MSYS2のアップデート

 インストール終わりにそのままMSYS2を起動し、まず以下のコマンドラインを実行。

pacman --needed -Sy bash pacman pacman-mirrors msys2-runtime


 MSYS2を再起動してから、以下のコマンドラインを実行。

pacman -Su


●GTK+関連パッケージのインストール

 上記手順で既に使ったpacmanという名前のパッケージ管理ツールでインストールする。

 32bit環境であれば、MSYS2上で以下のコマンドラインを実行。

pacman -S mingw-w64-i686-gtk3


 このパッケージに必要なパッケージやAPIドキュメントも自動でインストールされる。インストールされる場所は、例えば、バイナリ(DLL)が"C:\msys32\mingw32\bin"、ドキュメントが"C:\msys32\mingw32\share\gtk-doc"、などとなる。

 同時にはインストールされないgtksourceview3なども、名前だけ書き換えて同じコマンドラインでインストールする。パッケージの検索については以下を参照。

●パッケージの検索

 パッケージを検索したい場合は、

pacman -Ss (パッケージ名の一部)


などとする。ちなみにhttp://sourceforge.net/p/msys2/wiki/Packages/のページで、過去の時点のパッケージ一覧と、一覧の取得方法を見ることができる。

●環境変数の設定(Windows 7)

 HSPから使いたい場合など、必要に応じて、バイナリがあるフォルダ(例えば、"C:\msys32\mingw32\bin")にパスを通す。

 「システムのプロパティ」コントロールパネルの「詳細設定」タブを開き、「ユーザー」または「システム」どちらかのpath環境変数にバイナリがあるフォルダのパスを追加する。パスとパスの間には必ずセミコロンを入れるように注意する。

 普通にC言語から使う場合は、これ以外の作業が必要かもしれません。

 HSPから使う場合については、インストール関連など一部の情報が未更新ですが、HSPからGTK+を使うためのチュートリアルのページも参考にしてみてください。
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